「岡本太郎の沖縄」という映画を観た

  • 2019.02.15 Friday
  • 19:15

 

「岡本太郎の沖縄」というドキュメンタリー映画を観た。
(初公開: 2018年10月27日 監督: 葛山喜久)
まあ、ひとことでいえば、残念な映画であった。

 

私の住む石垣島に、唯一、映画のかかる劇場がある。「ゆいロードシアター」。昨年オープンした。沖縄に関係する映画をメインに上映しているのだが、個人的には、そういうのじゃなくて、普通の名画座的な劇場を目ざしてほしいものだ。

 

岡本太郎は好きだ。岡本太郎記念館へ行ったのは何年前だっけ?
その名前に魅かれて、タイトルの映画を観にゆいロードシアターへ。

 

岡本太郎が沖縄を訪れたのは、1959年と1966年の2度。まだ、沖縄返還前のことだ。そこで、日本の源流を感じたのだと思う。
民俗学者、谷川健一が語るような日本人南方起源。

 

南方を起源として、沖縄では琉球王朝に代表されるような琉球文化が花開いた。そして、同一の起源から、他の土地からの民族との合流において、日本文化が形成されていった。

 

沖縄の歴史は浅い。日本でいう室町時代くらいまでは、石器時代がつづいていた。石器時代は、循環の時間感覚の中で長い年月を繰り返す。故に、沖縄は日本人の源流を色濃く残してるということだろう。だが、同一の源泉を持つとはいえ、琉球文化と日本文化とは、すでに袂を分かちた別物だ。

 

私的には、沖縄に日本人の源泉を感じるときに共感は持つが、派生した琉球文化にはピンとこない。おもしろいと思うものはあるが、共感というのとは違う。

 

岡本太郎が魅かれたのも、その日本人の源流を沖縄に見たからだと思う。

 

映画の話。
映画に登場する、岡本太郎が残したフィルムには、彼が沖縄を訪れたときには、今よりも強く残っていた日本人の源流文化が記録されている。とくに久高島のシーンなどは、自分の日本人としての血がさわぐ。
しかし、この映画の監督は、その、日本人の源流文化と琉球文化の区別がついてないんじゃないかと思う。
岡本太郎のフィルムでないシーンになると、もう、ダメ。全然いただけないドキュメンタリーとなってしまう。冗長なトークで飽きちゃう。映画監督の撮った沖縄は、共感もなく面白くもない。

岡本太郎が撮った写真や動画、それが観られること、それがこの映画の存在価値。それ以外の部分は余計だね。今の沖縄を含め、琉球文化自体が好きなひとには面白いのかも知れないけど。
 

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色々ツッコミどころ満載のアイランド試写会に行く

  • 2005.07.22 Friday
  • 17:57
ゆぴさんがTVで宣伝してたっつーから、前宣伝にはお金をかけてるのかも知れない。
映画にもお金がかかってるとも思う。
お金がかかってるのは、スペクタクルシーンの爆発とかCGとかの派手な場所で、
たぶん、そのお金をかけなかったら、結構とんでもない映画となってしまったかと思う。
いや、そのままでもとんでもないのだが。
んー、クローン人間も普通の人間と同じようにエゴっつーか、
自分の生のためにはヒトを殺すもいとわない気持ちを持ってますよとか、
そんなお話かも知れない。
ツッコミを抜きにして楽しむことがでれば、それなりな映画と思う。

ナショナル・トレジャーってさえないタイトルだと思うけど・・

  • 2005.04.09 Saturday
  • 23:17
ナショナル・トレジャーと、英題そのままのタイトルでいこう
と思った配給会社の企画のひとは相当センスないんじゃない?

でも、今いちばんヒットしているらしい。
招待券が手に入って、近所の映画館へ見に行ったのだが、
映画に疎い僕は、
そのさえないタイトルゆえに、人に聞くまで、
運悪く配給されてしまった、三流洋画かと思ってた。

内容は、まずまず面白かったでしたよ。
でも、まずまず止まりで、すごく面白いわけではなかったなぁ。
派手なアクションがあるわけでもない。
謎解きが主体なのだが、観てるひとが謎だ・・と思う間に
主人公が謎を解いてる。
お宝が派手なら、もっとカタルシスもあろうに、
お宝シーンはちょっとだけ。

っつーことでした。でもタダなら楽し。

いや、悪くないじゃん ハウルの動く城

  • 2004.11.21 Sunday
  • 22:50
宮崎アニメは、ゆぴさんのおかげでひととおり見てるかな。
で、昨日封切りの「ハウルの動く城」なりを本日観てくる@MOVIXさいたま。
MOVIXさいたまは、ちかごろにできたショッピングセンター併設のコンプレックス型の映画館。
ともかくも、歩いて行ける場所に映画館ができたのはちょっとうれしくて、初めて利用。

そんでもって、「ハウルの動く城」。
とつぜんにトンデモな環境に陥ってしまった女の子が、その環境を恨むもなく受け入れて、その与えられた環境の中でせいいっぱい生きるというのは、ちかごろお決まりの宮崎ストーリー。
週刊文春で悪く云っていたのを先入観に観たものの、悪くはないじゃん。
キムタクの声ったって、気にはならんだった。
んーでも、悪くはないが、お話は薄味ではあったかな。

ハウル

清順か・え・せ

  • 2004.02.19 Thursday
  • 00:00
少し前にTVで放映して録画しといた映画「ピストルオペラ」を観る。
鈴木清順かんとくの映画は、けんかえれじいとツィゴルネルワイゼンは観てるはずだな。美しい映像美。こだわるものがあれば、そのためになにを犠牲にしても良いのかもしれない。ストーリー以外が目立つ映画である。
 映画とかんけいなく、少し頭痛。

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